Exciting Agriculture. 農業でもっと楽しい未来へ。

連載コラム 『NEW VOYAGE!!』

『手作りコラム 季節のおやつ⑤』

2021年03月03日


今日は、気温は低く冷えますが、お日様が眩しくとても良いお天気ですね。子ども達が楽しみにしていた3月3日、雛祭りです。娘たちもここ一週間、「きょーおはたのしい ひなまつりぃ♪」と、「うれしいひなまつり」の歌を毎日歌っています。

雛祭りと言えば、散らし寿司や菱餅、雛あられを食べてお祝いをしますね。私は、小さい頃から雛あられがとても好きです。私は関東出身なので、お砂糖の付いた雛あられが懐かしい味です。
さて、雛祭りなので雛祭りのおやつをご紹介しようかとも思ったのですが、雛あられと同じお米を使ったおやつをご紹介したいと思います。

皆さん、ポン菓子って知っていますでしょうか?稲作地帯の地方では、お祭りなどの時の定番のようで、機械の中に米などの穀物を入れて、圧力をかけた後に一気に開放することによって膨らませたお菓子で、砂糖をまぶして甘くしていただきます。「ボンッ!!!」というけたたましい爆発音がするので、大人になって初めて見た時は、その音にも、平然としている人々にもとても衝撃を受けました。

駄菓子屋さんやスーパー、直売所等にも売っていますし、勿論イカリファームの直売所にも置いていますよ。プチプレゼントでも人気です。今日は、そのポン菓子を、もうひと手間かけて楽しく美味しくいただくおやつをご紹介したいと思います。

その名も、「ポン菓子チョコバー」です。



2月の直売所では、「バレンタインデー」に合わせて、「コメンタインデー」キャンペーンをして、お米をお買い上げ下さった皆様に、この「ポン菓子チョコバー」をプレゼントさせていただきました。



この、「ポン菓子チョコバー」を、1か月間で沢山作らせていただいたのですが、どのチョコレートを使うかで、食感や味が変わりとても面白かったです。量が多かったので製菓用のチョコレートを色々と試しながら作りましたが、普通の板チョコ等好みのもので作るのも美味しくできると感じます。

作り方ですが、分量や手順も説明不要なくらい簡単です。念のためお伝えしますが、余り厳密なものではありませんので、適当な量で自分の感覚で気軽に作ってみて下さいね。

【材料】
・チョコレート160g
・ポン菓子45g

 【道具】
・ボール(中サイズ)
・ボール(大サイズ)
・バット
・クッキングペーパー
・ゴムベラ
・包丁
・まな板

 【作り方】
① ボール(中サイズ)に刻んだチョコレートを入れる。
② 温かいお湯を入れたボール(大サイズ)に、①のボールを入れて、ゴムベラでかき混ぜながら全て溶かす。
③ 溶かしたチョコレートに、ポン菓子を入れる。
④ クッキングシートを敷いたバットに③を流し込む。
⑤ 常温または冷蔵庫で固める。
⑥ 固まったら、割れない様に気を付けながら包丁で、バーの形にカットする。

※お湯の温度は適当です。
※ポン菓子は、チョコレートに対して多すぎるかなと思う程度で、やっと食感も出て美味しく出来上がります。白い部分があっても心配せずに、底に溜まったチョコレートを持ち上げる様にして、繰り返しかき混ぜてチョコレートをまぶします。
※クッキングシートは、バットぴったりに合わせて、角が出るようにしっかり折り目を付けると、バーの成型が綺麗に出来ます。
※カットは、固め過ぎると割れやすく、固まっていないと断面にチョコが付くので、中間の、もう少しで固まり切るというタイミングでカットすると、切りやすくきれいに出来ます。
※冒頭にも書きましたが、チョコレートの種類を変えて作ってみると味の違いが楽しめます。

とっても簡単なポン菓子チョコバーですが、ポン菓子の米粒のしっかりとしたサイズによる存在感が絶妙で、ふわっとしているけど表面が砂糖でカリッとしている食感を楽しめます。

ポン菓子自体も、優しく懐かしい甘さを味わえますし、小さなお子様等は一粒一粒指でつまみ、集中して食べてくれるので、手先の練習にもなりますし、ちょっと静かにしていてくれたりもしますし、何より体に優しく与えやすいおやつでもあり、親御さんにとっていい事尽くしのおやつでもあります。

イカリファームでも、プレゼント等では大人の方も、喜んで選んで下さいますし、ひそかに老若男女に人気の根強いお菓子ですね。

ポン菓子自体を楽しんで、次は、チョコバーにして楽しんで、皆さんも是非、ポン菓子を見かけたら楽しんでみて下さいね!


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内