2020年11月

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皆さんこんにちは。気温が下がり、随分寒くなってきましたね。そして、明日から12月、師走に入りますね。

師走は、一年間の節目をしっかりと締めくくり、新年を気持ち良く迎えてよいスタートを切りたいという想いから、一年間の終いと新年の準備で忙しくなりますね。そして、その一つが大掃除だと思います。今日は、掃除に関してお話ししたいと思います。

イカリファームでは、仕事終いの最後の日のギリギリまでいつも通りに仕事をしていて、年一回の大掃除は大々的には行いません。

毎日、毎月定期的に、決められた基準で小掃除・点検を行っているので、年一回の大掃除は必要無いのです。事務所の中は、毎日、持ち回りの日直が決められた掃除を実施していますし、広い農場内の各建物や各エリアごとに担当者が設置されていて、担当者が定期的に点検・清掃を行っているからです。百の仕事を行う百姓であるのにもかかわらず、綺麗な農場が保たれていることは本当に気持ちが良く、安全で仕事がし易く嬉しい事です。

農機等も作業のシーズンごとに、点検・メンテナンスの時期が決まっていて、その時に掃除も含めて行っているので、いつでも、次のシーズンには問題なく使用できる状態となっています。

仕事終いの日に、建物内を軽く掃除したり、大きな農機や車両を軽く洗車したりはしますが、気持ちの節目として行っているだけで、本当に必要に迫られての大掃除はあまり発生しません。

例えば、家庭においても、定期的に床の掃除機やほうき掃きと水拭き、トイレや玄関の掃除を行って、換気扇や窓、網戸も拭き掃除やメンテナンスを定期的にしていれば、そんなに大掃除は必要ないのではないでしょうか。

最近は、ロボット掃除機が安価なものから高価なものまで豊富で、普及してきていますので、ますます小掃除は楽になってきているように思います。私は、網戸と窓の掃除は定期的に出来ていないので必要にはなりそうですが、家中の窓と網戸を拭いたとしても、数時間で終わるのではないかと思います。

しかし、この定期的な掃除は、行ってみると難しいことでも手間の掛かることでもないのですが、難しいと感じられる方も多いのではないでしょうか。

普段小掃除を定期的に行い綺麗な状態を保つ前提のコツとして、物とゴミが少なく、不要な物やゴミを放置したり溜めたりせずに定期的に出しているという二点が、掃除し易くする為に必要なのですが、こちらが難しいからかと考えます。物が多く、掃除しにくい環境だとそもそも掃除出来ない箇所が多く、気持ちも億劫になってしまいますよね。

では、どうしたら、物やゴミが少なく、不要なものやゴミを定期的に出せるのでしょうか。まずは、以前のコラムでもお話ししましたが、物でも情報でも基本的に全ては要らないというスタンスで、どうしても要る物だけ厳選して意識して持つということです。

逆に、不要な物やゴミ、悩むものについては、基本的には全部不要と考えて、どうしても持っておかなければならない理由があるもの以外は全て捨てるという考え方をするということです。

余分なものを持たないということは、世の中が余分なものを作らなくて済む、余分なものを処分しなくて済むという理由で、自然環境の負荷を減らす為にも、人間の労働負荷を減らす意味でも良い影響がありますし、所有する本人が悩む気力や掃除の手間、場所代等、所有するに当たって掛かる余分なコストの削減にもなります。また、入り口の段階で余分なものを持たないということは、掃除が減るということですので、前述の通り、掃除のし易さに直結します。

また、どうしても出てしまうゴミを減らす具体的な方法についてですが、徹底的に分別をするということが必須です。何でもかんでも燃えるゴミにまとめてしまうのでは無く、ビン・缶、ペットボトル、紙ごみ、生ごみを分別するだけでも大きなゴミの削減になります。

特に、紙ごみはかさばるので、家庭でも分けてみると驚くはずです。これが、燃えるゴミとしてではなく、紙ごみとして回収されれば、燃えるゴミが減りますし、リサイクルされる自治体もあります。イカリファームでは、事業ゴミとして紙ごみを回収し、専門業者に出しているので、廃棄費用も抑えられますし、資源の再利用をしてもらえるのでとても嬉しい事です。

また、家庭の生ごみについては、以前まで袋に入れて燃えるゴミにまとめていましたが、庭に、簡易コンポストとして囲いと蓋だけ設けて土に還すようにしたところ、燃えるごみの1/3以上が減り、想像以上の効果でした。お庭が無い場合は難しいですが、お庭がある場合は、畑や海、大地から来た植物・動物からなる食物のゴミを、是非、また土に還していただければムダな環境負荷を減らすことができるのではないかと考えます。

皆さんも、一年間の締めくくりの12月に、ゴミを減らし、掃除を減らす工夫を一考してみてはいかがでしょうか。

皆さんこんにちは! 11月半ばを過ぎ、寒さも感じる様になりましたが、最近は良く晴れた日が続いていますね!紅葉も綺麗ですし、外出してお散歩を楽しむのに良い季節です。

まだまだ予断は許しませんし、その程度も地域により差がありますが、「GoToキャンペーン」を利用して、旅行や飲食をされる方も増えてきました。経済状況が復興することや、余暇も含めた日常が少しずつ取り戻されることを願うばかりです。

三週間以上前に遡りますが、イカリファームの収穫祭の日には、沢山の皆様にお越しいただきまして本当にありがとうございました。お祭りの最中や後に、ずっと楽しみにしていただいていたこと、ゆっくりと楽しんでいただけたこと等をお聞かせいただき、スタッフ一同とても嬉しくなりました。来年も変わらずに元気に開催できるよう、スタッフ一同、いつも通り、今の目標、業務に集中して毎日を積み重ねていきたいと思います。

お祭りの日には、ピザやパン、ビール等、今年の小麦粉を使用した様々な食べ物を販売させていただいたのですが、今日は、そのイカリファームの強力小麦を使った手作りおやつをご紹介します。

今日ご紹介するおやつは、「さくさくふわふわドーナツ」です。薄力粉で作ったドーナツも、柔らかくて美味しいのですが、強力粉で作ったドーナツは、外はサクサク、中はふわふわもちもちとしてこれはまた美味しいです。 揚げ加減によってサクサクとふわふわの具合が変わり、それもまたとても楽しいです。うっすらきつね色ぐらいが、しっかりサクサクしながらも、中はふわふわに仕上がって私は好きですが、皆さんも是非、試してみて下さいね!

作り方は、とっても簡単です。混ぜて、捏ねて、型抜きして、揚げる、これだけです。

まず、卵1つ・サラダ油20g・砂糖70g・牛乳大匙2・バニラオイル数滴を混ぜます。

次に、強力粉200gとベーキングパウダー大匙1を加えてゴムベラで混ぜます。

次に、1cmの厚さに伸ばしてから、型で抜きます。

最後に、160℃の油でサックリと、きつね色になるまで揚げて出来上がりです!

材料のおススメは、油を新しく良質なものにすることと、砂糖は精製していない天然糖にすることです。 私は、本当のオリーブオイルと、素焚糖(砂糖きび100%)を使用しました。油と砂糖の雑味や旨味は味にはっきり表れるので、色々と試してみて下さいね。

私は、子どもと色々な形の型抜きで楽しみましたが、結構膨らみますので、ドーナツらしい丸いリング型や、丸めた形がお薦めです。型抜きしたい場合は、大き目の型が、膨らんでも形が崩れずお薦めです。

それでは皆さん、是非、強力粉の「さくさくふわふわドーナツ」作ってみて下さいね!今後、イカリファームの強力小麦粉で、色々なお菓子等を作って、またご紹介させていただきたいと思いますので、それもまた、楽しみにしていて下さいね。